普段適当に聞き流しているだけなので、2007年中に良く聞いたものとかはあまりないのですが、

ファブリックライブ22

ファブリックライブ22

これは比較的良く聞きました。
イギリスのDJ集団スクラッチパーヴァーツのミックスCD。
ヒップホップ、R&B、ロック、ドラムンベースとジャンルの壁を越えていくといった内容。
とにかく聞きやすく、興奮する要素が沢山ある。
特に後半は破壊的で、乱痴気騒ぎの様な凄い展開。
アルバムの構造的には同じスクラッチパーヴァーツの「Badmeaningood vol.4」といった作品と同じ展開なのですが、
「Fabriclive vol.22」の方が多少勝っているかな?といった印象。

DJ KICKS

DJ KICKS

ディスコダブといった文脈で語られ「He not in」などのヒット曲を持つチキンリップス。
このミックスCDも基本的にジャンル横断型なのですが、
どちらかというとニューウェーブ、80年代エレクトロ、ガラージ、といった要素を持っている。
アルバムの完成度的には危ういところもあるけど、ガラージのGwen Guthrie/Seventh Heaven
フュージョンに位置づけされてるGeorge Duke/Brazillian Love Affairなどの名曲を配しているおかげで、
最後まで聞きとおすことが出来ます。
チキンリップス自体はこの80's路線を引き継いで、
妙な音のシンセやファルセットボイスで高らかに歌うポップソングを配したアルバム
「メイキングフェイシズ」といった作品を2006年に発表しました。
メイキング・フェイシズ

メイキング・フェイシズ

こんなところでしょうか
最近購入するにしてもミックスCDばかりチョイスしてしまい、
どうも普通のアーティストのアルバムを一枚聞きとおすことが出来なくなっている。